パーソナルスタイリストの髙尾香織です。
GWも終わりましたがいかがお過ごしですか? 私も公私共にお買い物に行けない状態が続いていますが、お客様からお問い合わせやお便り、記事へのコメントをいただくことはこれまでになく増えています。皆さまここに訪問してくださるだけでなく嬉しいメッセージをありがとうございます。個人的にはそれがこの連休の一番ハッピーなことでした(U人U*
さて今日も、ウェーブタイプがカジュアルスタイルを追求するシリーズです(※このページの上の方にある「辛口ウェーブ探求クラブ」のボタンを押していただくと関連記事が一覧できます)
テーマは、ボーダー柄のコーディネートです。
カジュアル好きの私ですが、ここ数年は以前ほどボーダーを着ていませんでした。それが外出自粛で街に出かけることが激減して、家の周り2〜3キロで過ごすことが多くなっており、服が全般にカジュアル化。気候的にもボーダーのカットソーやTシャツがとても着やすいこともあって着る機会が復活しました。
ボーダーは、程よくアクセントになってコーディネートがしやすい便利な柄ではある反面、大人世代が何も考えずに着てしまうと、何だか地味でもっさり、投げやりな感じのコーデになりやすいです。なのでご近所カジュアルといえども、コロナ前と同じくらい気を抜かずに(笑)法則を考えながらやってみました。
タイトルは骨格診断ウェーブですが、ボーダーを油断したコーデにしないコツは、ストレート・ナチュラルタイプにも使えますので、参考にしてもらえると幸いです。それでは3パターンほど見ていきましょう。
◼︎ コーディネートの色数を少なく:モノトーン、プラス1色まで
一つ目のポイントは単純。色の数を抑える、です。ボーダーそのものも色のついていなモノトーンか、それに近いものにして、コーディネート全体もなるべく色を増やさないのがポイントです。
コーディネートその1。白黒ボーダーのTシャツに黒のワイドパンツを合わせました。
服以外もできるだけ色ついたものを使わず、キャップ、バッグ、スカーフ、ベルトと、アイテムは増えてもごちゃごちゃ感が出ないようにします。
ザ・ボーダーという感じの白黒Tシャツは、カジュアル感の強いシマシマなので、小物はちょっと雰囲気のあるカゴバッグにしたり、シューズはスニーカーではなくボリュームのあるサンダルに。
コーディネートその2。バッグにボーダーを持ったパターンですが、最初のコーデと同じGジャンで、色使いもほぼ同じです。
黒パンツはフルレングスで落ち感のある素材(つまりきれい目)にしたので、今度はスニーカーを履きました。カジュアルだけど、カジュアル一色にしないことも着こなしのポイントです。
Tシャツはモノトーンで、アクセサリー類もシルバー系で統一しました。同じ色の数でも白黒のモノトーンは、大人仕様に簡単にできます。
◼︎ ボトムとの甘辛ミックスが簡単にできるのがボーダー
コーディネートその3。濃紺の地に白ラインのボーダーです。パンツではなく、白のレーススカートに合わせてみました。
ボーダーTシャツのユニセックスなカジュアル感があるので、フェミニンなアイテムと組み合わせても、良い具合に中和されます。
ダメなわけではないですが、白スカートバージョンと比べると寂しい感じが顕著なのは、シンプルが苦手なウェーブタイプの所以です。(ストレートの方ならずっと素敵に見えますネ!)
甘辛ミックスの場合も、色の数はなるだけ増やさないのがポイントです。
アウターのマウンテンパーカーもボーダーと同じネイビーで、紺白のすっきりコーデに。
かごバッグを持ったので下半身をクローズアップすると、ラブリーな雰囲気です♪
◼︎ まとめ
大人のボーダー攻略法のポイントをまとめます。
- 色を抑える(1):ボーダーアイテム自体をモノトーンかそれに近いカラーに
- 色を抑える(2):コーディネート全体の色数を少なく
- 甘辛ミックス活用を推奨:特にウェーブタイプはボトムスで
この春は私も自分の服はいつもほど買えていませんが、手持ちのアイテム(今日はボーダー)で気分もリフレッシュ出来ないかやってみたところ、これまでにない組み合わせができました。まだワードローブをフル活用できてなかったんだな〜と気づいた次第です。家に篭る機会を利用して、コーデを発掘するのもいいですね。
本日もご訪問ありがとうございました❤︎
+++今日の着用アイテム+++
ボーダーTシャツ(白×黒)/ Amour・lux
ワイドパンツ(アンクル丈)/ GU(2019)
Gジャン/ BANANA REPUBLIC
カゴバッグ(小)/ MARCHER
Tシャツ(文字)/ also, freedom
ワイドパンツ(フルレングス) / BLENHEIM(数年前)
ボーダーTシャツ(ネイビー×白)/ PLST(数年前)
バッグ(ボーダー)/ ノーブランド
バッグ(シルバー)/ MARCO BIANCHINI
スカート/ Spick and Span
かごバッグ/ The Bagmati
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