先日、私のクライアント様も私自身も大変お世話になっているTailor YOSHIDAYAさんの5周年記念パーティに呼んでいただきました。ご招待いただけるだけでも光栄なのに、当日のご招待客の皆様からベストドレッサーを選ぶ特別審査員・プレゼンターの役を仰せつかりました。
YOSHIDAYAさんのスーツを素敵に着こなす男性陣から数名を選ぶのは大変でしたが、大変楽しいひと時を過ごさせていただきました。
私ももちろんYOSHIDAYAさんで作っていただいたスーツを着て参加しましたので、そのコーディネート披露を兼ねて、スーツをドレスアップするポイントをご紹介します。
私のスーツは濃紺のテイラードジャケットにテーパードパンツというごくベーシックなデザインです。
華やかな色や素材のスーツや装飾的なデザインのスーツならパーティにOKですが、ビジネス向けのスーツでお仕事の雰囲気のまま夜のパーティに参加するのはそぐわないですよね。だから、ドレスアップが必要になるんです。
■スーツ以外のアイテムを女性らしく
これが原則です。パンツスーツ自体が女性ならではのデザインではないので、他のアイテムで女性らしいものを足しましょうという訳ですね。
まずインナーです。私はふんわりした質感のオフホワイトのブラウスにしました。袖がふんわりと膨らむデザインで、前のボタンに沿ってフリルがついています。
レースのブラウスにしたり、夜のパーティならより透け感のあるブラウスにしたり、上着を着た時に見える面積は小さくなりますので、肌見せに抵抗がある方でもトライしやすいかと思います。
シャツならウエストインするのですが、このブラウスはオーバーで(ボトムから出して)着ても「出ちゃってる」ようには見えないデザインなので、ベストの裾からフリッと見せることに。
次にバッグと靴はどうでしょう。
キルティングのチェーンバッグと、ラインストーンの飾りがついたパンプスです。どちらもメンズにはないキラキラデザインなので女性らしさをプラスできますよ。
■アクセサリー必須。華やかなものを
Vゾーンの「盛り」は大事です。
私は胸元に、パールとクリスタルの5連ネックレスをつけました。ジャラジャラとボリューミーですが、ブラウスからのぞかせる部分がこれまた大きくないため、華奢なネックレスではよく見ないと分からない感じになっちゃいますのでネ。
首が詰まったデザインのブラウスなら上からネックレスをしてもよいです。ブラウス自体がフリルたっぷりで既に盛られている場合は、ネックレスは外した方が良い場合もあります。
お昼の会なら、パールだけに抑える方が相応しくなりますが、夜のパーティならキラキラ・肌見せです。
■ポケットチーフを挿してみましょう
ポケットチーフをしているスーツ姿の女性ってあまりお見かけしない気がしますが、顔周りをパッと明るくするのに効果抜群なアイテムですので、胸ポケットのあるスーツならやってみてください。
(※鏡ごしの写真なのでポケットが左右反転しています)上のように普段は裏地と同じヒョウ柄のチーフなのですが、パーティらしくラメがついたオーガンジーとサテンのものにチェンジしました。
チーフの挿し方にはいろいろありますが、この日の私はパフドスタイルです。きれいに折りたたまずにパフッと膨らみをもたせてポケットに入れると綺麗です。
ポケットチーフと言ってますが、実はこれはプチプラアクセサリーショップで購入した巾着袋です。
巾着だと布が二枚重ねになっているので、パフッとさせるのが簡単でした。ポケットから出ない部分は見えませんので、お好きなチーフが見つからない時はこんな代用もあり。
■メイク、ヘアセットをきちんと
今回はそれほどフォーマルなパーティではなかったので私のヘアスタイルはブローだけにしましたが、アップスタイルにするともっと華やかさが出ます。メイクアップもきちんとして「スーツ以外の部分を女らしく」ここでも守ってくださいね。
いつも素敵なスーツを作ってくださるYOSHIDAYA社長 吉田宗由さんと、師匠 凛佳先生と一緒に♫
これからパーティの季節でもあります。働く女性はスーツでのドレスアップスタイルをやってみてください。
この記事へのコメントはありません。